1990.3.20
父と母がまた再婚した。
父とは私の父で
姉や兄の父親ではない。
父はアル中で生活力は無かったけれど
私やすぐ上の姉には優しい父で
特に姉の事を私よりも可愛がっていた。
兄が消えた日から
家に出入りしていたおじさんは
ある日
母を盛大に殴りまわした後に
家には来なくなった。
母は黙って殴られるタイプでは無い。
自分から暴れて先に相手に手を出して
男の人が我慢できずに
手を出してしまった後から
それを永遠に非難する。
だから
おじさんとなんて長続きする訳がなく
結局、母が居ないと生活出来ない
父しか一緒になれないんだ。
でも
姉と私にとっては
母の怒りの矛先が父にいく分
母に殴られずに済んだ…。
それも含めて
父が大好きなのかもしれない。